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我が家の近所に在りし日の武蔵野台地の森を彷彿とさせる自然公園があります。
その公園の歩道沿いに見慣れない立て看板が目に入りました。「危険!スズメバチ注意!」確かにいる、いる。大きいのが!2匹も3匹も!幼稚園児がクレヨンで描いたかのような鮮やかな黄色と黒の胴体が、その危険度を強調しています。でもなぜ?どうやらクヌギの木の樹液に惹かれて来ているようです。そういえば私が幼い頃は、この自然公園も未整備で原生林のように鬱蒼としており、夏にはカブトムシ・クワガタ・カナブンの穴場として網を担いだ男の子達で賑わっていました。夏の人気者達にはクヌギの樹液がとても魅力的だったんですね。
私達人間にとっての魅力的な樹液といえば、メイプルシロップが有名です。サトウカエデの樹液を濃縮した甘味料で、ホットケーキやワッフルに添えられます。(シロップを更に煮詰め、練り上げるとメイプルバター、粒状にしたものをメイプルシュガーと言うそうです。)
また、世知辛い昨今、大好きな「えき」は「利益¥」という声も聞かれそうですね。
一消費者の立場からは、最近の物価上昇の上に、日々メディアで取り上げられる食の不祥事には「辟易(-"-)」しています。ちなみに、スズメバチは、クヌギの幹の周りをグルリと布で海苔巻き状に覆ったら見かけなくなりましたが、食の不祥事にはくれぐれもグルリと覆い隠すということはして欲しくないものです。

RK

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