キーワードは『輸入チョコ』『高級チョコ』『自分チョコ』

大手百貨店が、こぞって海外から輸入したり、パティシェを呼んでイベントを行ったりしているのが目立った2008年のバレンタインデー。パティシェが来日し、デモンストレーションやサインをしてくれて、それを目当てに足を運ぶ人も多い。また、同じパティシェの商品でも、百貨店によってオリジナリティをもたせていて、買う側にとっては、違う商品のようで新鮮に感じられる。普段はなかなか買うことの出来ない海外ブランドのブースでは、高額にもかかわらず売り切れが続出していた。

チョコレートの高級化は近年、ますます加速している。今年の相場はボンボンチョコレート3~4粒が1200円~1600円、6~8粒が2500円~4000円くらい。原油高で輸入品が高いのは勿論の事、原料の高騰により国内の商品も輸入品と変わらないくらい高くなってきている。
また、高級化は、チョコレートをもらう側にも変化が見られる。高級チョコはいったい誰のために購入されているのか?
チョコレートの高級化に反比例して、会社などで義理チョコを配るという人は激減している。チョコレート購入者の答えの大半が、本命、家族、そして自分用。本命とは言っても、告白用ではなく付き合っている彼氏、もしくは夫である。つまり、自分が食べられなくては意味がないのだ。高価ではあるが、自分も食べたいし、自分がたべられるなら奮発してもいいというのが心理の様だ。 自分が食べる為の『自分チョコ』が主流になってきているのだ。
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もちろん、味も美味しくなくてはいけない。あげるのは、そこそこ美味しいものでいいが、自分が食べるのはとっても美味しいものでなくてはならないのだ。
もはや、バレンタインにチョコレートを贈って「告白」という日本独特の風習は消えつつある。でも、ホワイトデーにお返しをもらうという風習は消えそうにない。自分が食べても、高いチョコレートをあげたことにはかわりはないのだから。









