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「食」のルール

2005.02.25 UPDATE

あなたはどちら派?
友人と飲んでいてたまに話題になるのが「目玉焼きに、何をかけるか?」という疑問。私自身は「塩」を主張するが、「醤油」、「ソース」、「ケチャップ」など様々な答えが返ってくる。私としては「塩」はゆずれないのだが、友人たちも自説にこだわる。いつまでたっても平行線である。他人に「塩」を強要するつもりはないが、彼らの主張をすんなりと認めるのも本意ではない。冷静に考えれば、「目玉焼き丼」は「醤油」である。何故といわれても困るが、自分ではそれが「おいしい」からだ。ハム・エッグなどでパンを食べるときなどは「ケチャップ」を使うときもある。我ながら「なんと、一貫性のない・・」と、反省はするのだが・・・。

「食」には、ルールなど無く、自分がおいしいと感じる食べ方が最高なのであろう。などとまた自分勝手な結論を出してしまうが、「本物の味」を知ることは大切なことであり、それを知った上での話だと思う。先日会った若い方の中に、納豆にマヨネーズを入れる人がいた。納豆に砂糖を入れるという友人の話以上にびっくりした。私が驚いていると「納豆に卵を入れるでしょう、マヨネーズも卵でできてるんですよ(そんなことはわかってますよ、私だって)。だからマヨネーズを入れたっていいじゃないですか。」と、ご親切に説明してくれた。私が聞きたいのはそんなことではなく「それがおいしいの?」ということである。その人がからし、青海苔、ねぎ、鰹節といった定番のものを経て、マヨネーズに至ったのならそれも良しとは思うのだが。
「食」にはルールがないと書いたが、「一緒に食事する人たちと楽しく」、「作ってくれた人に感謝をする」私にとってこれが最低限のルールといえるかもしれない。
西田照孝

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