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甘味の色々

2006.09.22 UPDATE

甘味料を代表するものに砂糖(蔗糖)があります。一番ポピュラーで小さな子供でも知っている甘味料です。しかし、最近は色々な甘味料が世の中に溢れていて、名前だけでは甘味料なのかわからないようなものが、多くなってきました。今飲んでいる飲料のラベルを見てもエリスリトール、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウムなどが表示されており、甘味料なの?と思うような名前です。また、最近よく聞くのが、虫歯にならないガムなどでキシリトール配合や、テレビコマーシャルでも耳にするトレハロース。その他にもステビアや異性化糖、麦芽糖、水あめ、ブドウ糖、果糖、蜂蜜やメイプルシュガー、オーガニックシュガー(これは蔗糖です)本当に様々ですね。
これらは、自然界に元々存在するものや、人工的に作られたもの様々です。ちなみに後ろにトールと付く物は、糖アルコールと呼ばれ、工業的には糖類に水素を添加して製造されているものです。エリスリトールなどは、腸などで分解吸収されないため、カロリーはゼロとなります。カロリーオフや、カロリーゼロなどの商品にはよく使用されています。また、異性化糖や水あめ、麦芽糖、ブドウ糖などは、でんぷんを酵素などで分解し糖化します。水あめなどコーンシロップ(コーンスターチを糖化しているため)と表示されているものもあります。最近の機能性食品(飲料)などには、カタカナ文字の甘味料の使用が多いようですが、私は、やはり自然からそのままの、蜂蜜やメープルシロップ、黒砂糖などが味の面では断然おいしいと思います。「日本伝統の和三盆糖を使用した和菓子」など漢字の名前がやっぱりいいなと思うのは、歳のせいでしょうか?

砂糖屋けんちゃん

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