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最後の晩餐?

2005.06.07 UPDATE

「人生最後の食事は何が食べたいか?」よく聞く質問である。
しかし、奇妙な質問だと思う。この食事が最後で死ぬ、という意味であろう。病気で死ぬのであれば、何でも食べられる、とはいかない。地球が爆発する?、そんなときに私が注文するものを作ってくれる人がいるとは、到底思えない。基本的に「自分はこの食事が終わったら死ぬんだ。」などと考えてしまっては、どんなに美味しい物、好きな物でものどを通らないのでは・・・。などと屁理屈を並べてみても意味がない。
単なる質問(最初からわかっていることではあるのだが・・・)として考えてみると、以前、友人からの同じ質問に「美味しい炊き立てのご飯でつくった塩むすびとキンキンに冷やした美味しい水。」と答えたことがあった事を思い出した。自分でも“なんて貧乏くさい・・”とは、思う。しかし、今考えてみても、結局は同じ答である。何故?と理由を聞かれても窮するのだが、私だって食べ歩きもしたし、グルメを気取ったこともあったのに、思いついたのが「塩むすびと水」とはなんと発想の貧困なことであろうか。以前に見たテレビでは著名人によるいろいろな回答があったが、ダイエット中の女優が「フライドポテトを気持ち悪くなるまで食べたい。」と言っていたのが印象的であった。私も「塩むすびと水」に「好きなだけ食べさせろ!」という条件を加えることにした。肥満体で食事には気をつけている(つもり?)の私としては、せめて最後の食事くらい好きなだけ食べさせて・・という心の叫びである。
この日記を読んだ友人から「いい加減にしろよ。いつも好きなだけ食べてるだろう。」という苦情が来ると困るので、本日はあえて匿名で・・・・
ガマガッパ

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