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12月に入り、忘年会などお酒を飲む機会も多い時期になりました。最近は、居酒屋さんとかでも、カシス系のお酒がすっかり定番になりました。
カシスオレンジ、カシスグレープフルーツ、カシスウーロンなどなど、女性を中心に好まれていますよね。
キール.jpg中でも食前酒の代表格といえば、カシスのリキュールと白ワインでできた『キール』。
私は何度も飲んだことがあるのに、実際のところ、よくわからずに飲んでいました。
先日、フランスのディジョンという街に行き、キールがこの街が発祥だということを知りました。
正式には、ディジョンの名物『クレーム・ド・カシス』を、ブルゴーニュ地方の白ワイン『ブルゴーニュ・アリゴテ』で割ったものを言うのだそうです。その昔、市長だったキール氏が、地元の名産品だったこの2つを、広めるために考案したものだとか。それが今では、世界的に有名になっているからすごいですよね。世界中で飲まれているキールのほとんどが、普通の白ワインで作られていますが、本来はアリゴテ以外のワインで作ったものは本当のキールとは言わないそうです。ちなみに、カシスのリキュールをシャンパンで割ったキールロワイヤルもおいしいですよね。
この時節、皆さま、くれぐれも飲み過ぎにはご注意を~!

michico KAMATA

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