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今年のバレンタインデー当日、我が家はお菓子工場さながらの状況であった。当日が日曜ということもあり、翌日の月曜の友チョコ交換に向けて、娘たちが動いた。例年だと、2人の娘が相談して同じものを量産?するのだが、今年は意見がまとまらなかったのか、別々なものを作るという。午前中は長女が、トリフを作り、午後は次女が生キャラメルを作るという。当然、家内が其の騒ぎに巻き込まれ、私にもその影響が及ぶ。「生クリームが足りない!」「ラッピングの用意をして!」等々の声が聞こえる。それらは私への指示だったらしく、私もかいがいしく?お手伝いに参加させられる結果となった。夕方には、トリフと生キャラメル、各々50人分が完成した。
私と家内は形の悪いトリフと生キャラメルを数個もらって、珈琲を飲んで一息ついた。形はともかく、それなりに美味しくできたのではないかと思った。
後日談だが、翌日の月曜日には様々なチョコレート、クッキー等が山積みになっていた。手作りのものもあれば、買ってきたのもあった。娘は中3と高2だが、普段は当然、学校に菓子類をもって行けない。しかし、この日だけは先生方もおおめに見ているらしい。先生方に最初に配るのがルールらしい。たしかに、自分がもらっては、注意もできない。

娘たちに、「これも義理チョコかな?」と言ったら、「お手伝いのご褒美。」といわれた時は、家内と顔を見合わせ思わず笑ってしまった。そんな私は・・・

親ばかガッパ

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