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京都研修

2012.01.11 UPDATE

着物で行動。

12月初旬に着付け教室の研修で京都の産地見学に行ってきました。着物の産地は全国に沢山あるのですが、京都はその中でも着物本体だけでなく小物類のお店も揃っています。今回は自宅から研修2日間終始着物で行動するのが決まりになっています。私達が着物に仕立てる前に一番初めに見る状態が反物になるんですが、今回は反物の原料のシルクを染める工場と帯で有名な西陣の織物工場、京友禅染めの工場をメインにまわってきました。シルクは大きな洗濯機のような機械で、業者から指定された色に職人が染めていきます。実際に染料の色とそれを洗い仕上がった色は全然異なり驚きました。その後、西陣織りの工場に行ったのですが、一人の女性が図案を見ながら、脚と腕を器用に動かし帯を手織りで織っていきます。一日に折れる長さは数十cm、一本の帯にするには数ヶ月の期間がかかり、帯が何十万するのも納得しました。帯の中に金糸やプラチナ糸を織り込んだ帯もあり、やはり華やかさが違いました。

精進料理

1日目は大徳寺でお坊さんの説法に感銘を受け、その後、大徳寺内にある泉仙(精進鉄鉢料理)を頂きました。肉は使わず野菜中心の料理で、全て食べ終えると、大きな鉢から小さい鉢へと順番に中にしまっていく事が出来るようになっています。

京友禅工場にて

翌日は京友禅工場に行き、職人さんが刷けで反物に型をのせて、何千回も色をのせていく技を勉強しました。全ての工場で経営者の方がお話していましたが、いい仕事をしようとすると、時間もお金もかかり、その割りに需要も少なく儲けも少ない。そして廃業している業者もかなり多く、代々続いている家業でも、経営が苦しいのを分かっていてむやみに継いで欲しいとは言えないとおっしゃっていました。

今回、自分の目で着物が作られる工程を見て、着物を愛用する私達がなるべく多く着る事でこれから先も末永く伝統工芸が守られていけばいいなと思いました。

 

みやちゃん

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