先日、テレビでビリヤニが特集されていたのを見て、ふと以前に2回ほど訪れたことのある「ナワブ ビリヤニハウス」を思い出し、久しぶりに行ってきました。お店は茅場町にあり、ランチタイムでも気軽に行ける距離です。

ビリヤニは、長粒米に肉や魚介を合わせ、クミン、コリアンダー、カルダモン、クローブ、シナモン、ベイリーフ、サフラン、ガラムマサラなど、多くのスパイスを使って仕上げる料理で、いわば"スパイス香る炊き込みご飯"のようなものです。

今回注文したのはマトンビリヤニ。マトン特有のクセもなく、しっかりと満足感のある「肉！」という食べ応えでした。前回訪れた時には、10cmほどのシナモンスティックがそのまま入っていて驚いたのですが、今回は見当たらず、少し拍子抜けしたほどです。

日本の家庭で作るには材料の調達からちょっとハードルが高そうですが、それでも一度は挑戦してみたいと思える奥深い料理だと改めて感じました。

Shinjiro Nagai