社員ブログ

2025.12

多摩の味をさがして

2005.02.24 UPDATE

国立名物「すた丼」
都心から中央線で45分。JR国立駅南口を降りると、真正面に大きな通りがあり、春は桜の花が咲き乱れ、秋はいちょうの葉が通りを黄金色に埋めつくします。
 また、国立は学園都市としても知名度が高く、一橋大学をはじめ国立音楽大、桐朋学園といった有名校があります。
そんな国立で変わった豚丼があるという情報を得て、実際に行ってきました。その名は「すた丼」。店名も「元祖すた丼の店」と非常にわかりやすいのが特徴で初めて行く人もまず迷うことはないでしょう。
 さてお店に入ってみると、黒いシャツの店員さんにカウンター席、そして食券販売機とラーメン屋そのままの雰囲気で、一瞬「店を間違えた」と思うほどです。実際サイドメニューにラーメンがあり、すた丼とラーメンのセット定食もあります。
 
私はすた丼並盛を注文しました。食券を店員さんに渡すと、すでに油通しした豚バラ肉と、細長く刻んだネギをにんにくしょうゆたれでからめてさっと炒め、ご飯を盛った丼ぶりにかけて、生卵を落とすだけという、いたってシンプルなものでした。

 実際に食べてみると豚肉がにんにくしょうゆによくからんでいて豚しゃぶをにんにくしょうゆでご飯ごとたべているような、そんな感じです。通常豚丼というと、甘辛いたれというイメージがあります。
しかしここの「すた丼」はたれに甘味がなく、見た目よりもさっぱりとした味わいでした。すた丼に生卵、味噌汁がついて550円。
松屋や吉野家の豚丼には及ばないものの、味とボリュームを考えるとかなり安いです。
 松屋や吉野家の豚丼は食べ飽きたという方や変わった丼物を食べてみたいという方は是非国立の「元祖すた丼の店」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
阿部 慎太郎

『鶯谷の一押しケーキ屋さん』

先日、鶯谷にある洋菓子店 パティシェ イナムラ ショウゾウに行きました。
静かな住宅街の中にあるお店の前には、たくさんの人が並んでいて、人気店ということが一目で分かりました。
お店の雰囲気もシンプルで、窓に飾られている外国人のポスターと、ドアの横にある赤い大きな花がとても印象的で、周りの風景からここだけが抜け出したようなお洒落なお店でした。
店内には、待っているお客さん用にお水が用意されていて嬉しい心遣いでした。
ショーケースには、見るからに美味しそうなケーキが並んでいて、何にしようかとても迷ってしまいました。
中でも、変わっているなと思ったのが、オペラのロールケーキです。オペラをロール状にさせる発想には驚きました。外側はチョコでコーティングしてあり、中のスポンジは層になっていて、コーヒーシロップがしっかりしみこんで、とても美味しかったです。
もう一点、モンブランのケーキですが、中には生クリームとカスタードクリームがぎっしり!!ボリューム満点で顔もにっこりしてしまいますよ(*^▽^*)モンブランの味はあまり強くないので、それがまた不思議な感じでした。中のカスタードは卵の味がほんのりして、お子様も喜ぶと思います。
他にもちょっと変わったケーキがありました。あんずとチョコレートのムース、下には薄いスポンジが引いてあって、何か一工夫してある味がしました。
稲村氏のケーキは“見た目”も“味”も大満足!
これから桜の花が綺麗な季節になりますから、上野をお散歩した後、ぶらっと鶯谷にも足を運んでみてはいかかでしょうか。
箕輪 匡恵

子供の頃のおもいで

2005.02.22 UPDATE

江戸前あさり

私は、小さい頃から慣れ親しんだ江戸前のあさりについて感じた事を書いてみたいと思います。
子供の頃、よく父親に連れられて浦安や船橋辺りにあさり掘りに行っていました。
場所は有料潮干狩り場ではなく 、最近ではかなり減ってきている「あさり」が自然に生息している砂浜です。

獲ってきたあさりは砂抜きをした後、味噌汁や酒蒸しに調理され食卓に並べられました。
その味は非常に濃厚であとにひく感じがありとてもおいしく、幼い頃の記憶として今でもはっきりと残っています。
最近はお酒も飲めるようになり居酒屋などであさりを食べたりもしますが、獲れた産地による違いなのかなんだか味がないように感じらます。

たかがあさりですが海の中では重要な役目を持っています。
『江戸前=東京湾』きれいな海のイメージはないと思いますが、あさりがいるから水が浄化され多くの生き物たちが住める海になります。
最近では、輸入・蓄養あさりと増えてきていますが、ぜひ一度、江戸前あさり(天然)との食べ比べをしてみて下さい。
身近な海(東京湾)で獲れたあさりのおいしさがわかると思いますよ。
海野 友和

昨年来、アメリカでホールグレイン(全粒穀物)への注目が高まっている。
繊維質、ビタミン、ミネラルを多く含んだ食品として、常食する事によって心臓病や血栓、コルステロール過多、糖尿病、ガン等の危険性を軽減する事がメディアを通じて盛んに報じられているらしい。
食事に取り入れる方法として、各製パン業者がパンに練りこみ、バラエティブレッドの開発に力を注ぎ、新製品が続々と市場に出ている。

日本では、健康食品ブームの訪れから早10年余りがたちますが、まだまだバラエティブレッドの認識が薄く、一部のリテイルベーカリーのみの販売で市場にあまり出ていない。最近大手製パンメーカーも徐々にではあるが、食事用バラエティブレッドの発売に着手し始めている。
私も白い食パン派だったが、一度食べてみてそのおいしさにビックリ。
極度の肥満体でもあるので、今後は体の事も考えた食生活を送って行こうと思う。
矢ヶ﨑 正

春の味覚を先取り

2005.02.18 UPDATE

いちご 健康と美容に!

いちごがおいしい季節を迎えてハウス栽培のいちごも実を赤く染めています。私の実家(神奈川県座間市)では父親が『さちのか』という品種をハウス栽培しており、12月より収穫して今、最盛期を迎えています。
苺の品種をあまりご存知でない方が多いかと思いますが『さちのか』という品種は『とよのか』と『アイベリー』をかけ合わせて生まれたもので近年栽培が行われるようになった新しい品種です。大粒で濃い赤色をし、糖度が高くビタミンCも他の品種と比べて多く含まれていて人気急上昇中!
ぜひ一度、食べてみてください。
20050218_kouichi_01.jpg

いちごはビタミンCが豊富です。大人が1日に必要なビタミンCはいちごを5粒食べれば必要量を満たすことができます。私はいつも食べていて風邪の予防に繋げ、おいしさを味わいながら健康管理を行っています。
東京近郊でもいちご狩りが楽しめる所がたくさんあります。(私の実家ではいちご狩りはしていません)
ハウス内は非常に暑くなっているのでたくさん食べるこつは薄着でハウス内に入ることです。
ぜひ家族、友達と出かけて一足早い春を満喫しては如何ですか。

やさしい味

斯く言う私も、欧米の食文化(決して悪い意味ではなく)にどっぷりと浸かってきたくちですが、最近、食品業界の方々と接するに当たり、「食の季節感」、「アミノ酸の味わい(トップノートよりボディ)」に触れることが増えました。当方のクライアントからは、事細かに味について感想を聞かれ、正直なところ、“測定不能”で恥ずかしい思いを致しました。それでもクライアントに恥を忍んで教わっていく内に、小さい頃に両親から与えられた一流の味覚を必死に思い出し、素直に表現しました。これにより何とかクライアントの意図とする感覚を表現出来ました。詰まるところ、両親に頼る他に成す術が無かったのです。そこで感じたのが、両親への感謝と尊敬の念でした。これこそが文化の継承がなされた事を初めて実感致しました。少し大袈裟ですが、これが今の時流で言う、「健康」、「安心」、「安全」の礎になるのではないでしょうか?食材を扱う営業の最前線で、プラスの商品開発に携わって参りました。飽食の時代が長く続く今、一歩、足を止めて基本に立ち返り、元来の文化に由来する本物志向を追及する事が我々の使命だと強く感じた次第で御座います。そう思ったのも前述の体験での感動が有ったからです。

藤原 英司

懐かしの味にヒット商品の予感

今年もバレンタインデーの日が過ぎていった。
2月初旬になるとデパート、スーパー、コンビニなどあらゆる場所に女性販売員がお客さんに声をかけたり、チョコの説明、サンプルの試食などの光景が目に付く。中には袋に20個~30個くらい買っている女性客もいた。金額にして1万円は超えているであろう。まさに義理チョコであり貰ったほとんどの男性は倍返しの高いチョコになるのは間違いない。

でも男性はそんなにチョコレートをふだんから買って食べる習慣があるのだろうか?
中には甘党もいるが、チョコをあまり食べない男性は結構多いのではないかと思う。
材料をもっと珍しいものにすれば男性も興味を持ち、購買力も増えるのではないか。
そんな変わった珍しいチョコなんて無いよ。と思うでしょうが、それがあるのです。
チョコレートそのものではありませんが、チョコをある素材にトッピングすることにより癖になるチョコ菓子を私は知っています。
その商品は既に子供達やその母親に人気を集め始めて昔懐かしく安くてコーヒーやお茶とのバランスもぴったりです。(自称)
もし、普段からお菓子を食べない男性を振り向かせれば多くのマーケットが見込め販売金額は想像もつかない金額になるでしょう。
ヒット商品は新しいものではなく、むしろ過去に造られたものを改良していくことによって生まれるかもしれないと思っています。
次回のひとこと日記に、また続きを書きたいと思います。
尾澤正道

『ゴルゴンゾーラと木の実のはちみつ風味』のピザ

誰にでも何軒かお気に入りのお店というのはあると思いますが・・・私のお気に入りのお店の一軒を紹介させていただきます!
「伊太利料理・居酒屋 チャオ」(内幸町JR高架下)
ここの『ゴルゴンゾーラと木の実のはちみつ風味』というピザがお気に入りです♪
どんなピザなんだろう?!と思って注文してみたら・・・一度食べたら忘れられなくて、病みつきになってしまいました!
木の実は、胡桃・松の実・カシューナッツの三種類です。この木の実もなくてはならない存在なのですが、ゴルゴンゾーラとはちみつの組み合わせは絶妙です!
他にも、オマール海老一匹入ったスパゲティーや、パルメザンチーズのリゾットもオススメ!

店内の雰囲気は、赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスや、絵や小物も沢山あって面白いです。3・4月にリニューアルする予定らしいので、雰囲気は変わってしまうかもしれませんが・・・。

客層は30代前後で、大勢でもカップルでも楽しめるお店だと思います。是非、一度足を運んでみてください♪

K.O

学校では教えない事

2005.02.15 UPDATE

私は現在、主に豆の仕事に携わっております。
昨今の健康ブームにより、家庭でも小豆や大豆黒豆など煮るようになったとはいえ、核家族化が進む現代において昔ながらに豆を煮るという習慣はなかなか伝えられていないようです。
今回ホームページで日記を書けと担当者から恐喝を受け、どのような内容にしようかと考えた結果、昔ながらの豆料理を作ってみようと考え、第一弾として味噌作りをやってみました。
友人から味噌を作りたいが、作ったことがないので、ぜひ講師(そんな偉いものじゃない)になってくださいと依頼があり、調子に乗って作ってみました。

今回は普通の味噌(熟成6ヶ月)と白味噌(熟成1週間)の2種類を作りました。白味噌は私も初めて作ったのでチョット緊張しましたね。
大豆は北海道産の鶴の子大豆を函館の鈴木商店さんから取寄せました。
一緒におしるこも作ったのですが、それは次回味噌の熟成経過と一緒に報告致しますのでお楽しみに。

今回教室を開いてみて、豆料理は作ってみたいが教えてくれる人がいなかったとのことで概ね好評でした。また他の豆料理の講師を依頼されました。
子供たちは泥遊びなんかしたことないんでしょうね。味噌玉を喜んで味噌壺に投げ込んでいました。家族っていいな「もうすぐ37歳・・・つくづく結婚したくなってきました。」
菊池栄二

第一回 味噌レシピ

2005.02.15 UPDATE

味噌作り-仕込み

 材料          普通      白味噌
      大豆     2 kg       1 kg
      米麹   1.2 kg       2 kg
      塩       1 kg     0.5 kg


※ 使う材料は一緒で種水に普通の味噌は大豆の煮汁を、白味噌は湯冷ましを使います。

1.大豆を3倍の水で一晩漬けておきます。miso20050215_01.jpg
2.大豆を指で軽く潰れる程度まで煮ます。この際、決してふきこぼさないよう弱火でじっくりと!
miso20050215_02.jpg

3.大豆が煮えるまでに米麹と塩を混ぜておきます。

4.煮あがった大豆をザルにあけます。煮汁は種水として使用するので取っておきます。

5.大豆を熱いうちにすり潰し、人肌ぐらいの温度になったら先ほど混ぜておいた『米麹と塩』を混ぜます。

6.種水を補給しながら練り、粘土ぐらいの固さになったら、味噌玉を作ります。
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7.容器に投げ付け空気を抜き、味噌の表面をアルコール消毒して、ラップをし、重しを乗せて仕込みは終了です。

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