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2024.05

前回(2005/3/15)、レモンシロップの作り方&利用方法を紹介いたしましたが、今回は残ったレモンの皮の再利用方法をご紹介いたします。
お茶請けやお子様のおやつに、ビタミンCと食物繊維たっぷりのヘルシーでおいしい一品です。名付けて「フルーツきんとん檸檬風味」です。
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<材料>
・シロップ漬けのレモン
・レモンシロップ(前回作ったもの)
・さつまいも
・りんご
・砂糖         ・・・・・各適量

<作り方>
①さつまいもは1センチくらいの輪切りにし、水にさらしてアクを抜く。
②レモンは皮ごと粗く刻み、りんごは3ミリ程度のいちょう切りにする。
③鍋にさつまいもとヒタヒタの分量の水を入れ、さつまいもに竹串が通るくらいまで茹でる
④③の鍋に②とレモンシロップ・砂糖を加えてさらに弱火で煮る。
⑤りんごがやわらかくなったら木べらでよく混ぜながらさらに煮詰める。
⑥水分がなくなって全体がポッテリとしてきたら火からおろし、よく冷ましてからいただく。
*レモンシロップ・砂糖の分量はお好みで加減してください。
*さつまいもの皮が気になる方はむいてください(厚くむかなくてもレモンの酸味できれいに仕上がります)
*りんごの代わりに缶詰のパイナップルなどでもおいしいです。その場合は最後に加えて火を通さずに混ぜ合わせます。
どうです?美味そうでしょう?レモンジャム・レモンピールもできますがまた試作してからにしましょう。

石田 照治

「母の日に因んで」

突然ですが、皆さんのお宅の味は何ですか?
おにぎり・味噌汁・漬物…色々ありますよね。
我が家の味は卵焼きです。我が家の、というより母の味といったほうがいいのかも知れませんが数ある食卓の料理の中で真っ先に思い浮かぶのが卵焼きです。
ちなみに卵焼きといえば、一般的におだしと砂糖で味付け、ですよね。でも、我が家は『塩』なのです。
物心ついた時から我が家では塩味が当たり前だった為、学生時代に友達とお弁当のおかずを交換した際、甘~い卵焼きにかなりショックを受けました(苦笑)それはもぅ、「有り得ないっ!」といった感じで(笑)今はもう普通に食べますが。
何故、我が家は『塩味』なのか?以前、母に聞いてみたら、「甘い卵焼きは嫌いだから」との理由でした。
なんて理由だ!母よ、おかげで貴女の娘は卵焼きの味について、友と討論しましたよ(笑)。
母の味覚で幼少から叩き込まれた『塩味の卵焼き』。
社会に出るようになって自らお弁当を作った時期もありましたが、なかなか満足出来る味にならず、味付けの内容を問いただしたら『塩・味の素調味料・酒』を少々…と教わったのですが、自分で作ったものに未だ満足出来ません。やはり、母の力は偉大です。

安部 美奈子

柏餅

2005.05.02 UPDATE

この時季になると、いつも不思議に思うことがある。それは、柏餅についてであるが、何故、柏餅にのみ「みそあん」があるのか?という疑問である。私は柏餅の「みそあん」が好物であり、この時季に、“思いっきり”食べる。子供の頃、家族から「この子は変なものが好きで・・」と言われ、子供ながらにその美味しさを必死に訴えた記憶がある。親も仕方なく食べたのであろう。その美味しさを認めてくれ、その後、我が家で買う柏餅の半分は「みそあん」になった。妻も娘たちもが「みそあん」の柏餅を食べる。最初はちょっと尻込みしたのではあるが、今では其のおいしさを認めてくれている。うれしいことである。「つぶあん」も「こしあん」も美味しいことは、認める。しかし、冒頭にも書いたように、「みそあん」は私の知りえる範囲では柏餅だけなのだ。真夏日にコンビニでおでんが売られ、雪景色の中でアイスコーヒーが飲め、お餅を1年中買えるような便利な時代に、何故柏餅の「みそあん」だけはこの時期にしかないのだろうか。ほのかな塩味の中に甘さがあり、じつに見事に調和している、といったら大袈裟ではあるが・・・.
娘たちに言わせると「美味しいことは認めるけど、ずっとあったら飽きるかも・・」、「他の和菓子に使い難いのでは・・・」、「今しか食べられないからいいのだ」等々の意見が出た。そんな家族の会話を聞きながら、私は3個目になるみそあんの柏餅を口に運んだ。美味である。

西田 照孝

浅蜊

2005.04.28 UPDATE

子供の頃、潮干狩りを“ひよしがり”と覚えてしまい、いまだに話すときは緊張してしまいます。今回はその潮干狩りに子供を連れて金沢海の公園に行って来ました。
この公園は横浜で唯一潮干狩りの出来る場所で尚且つ入場料が無料ということもあり、かなり混み合います。(駐車場は1500円/日)一昨年のゴールデンウイークの時は3kmほど進むのに2時間以上かかりました。駐車場も1500台以上は停められるようですが、早い時間に行かないとシーズン中はかなり待つ事になるかもしれません。
公園内は人口海岸の他、広場や遊歩道があります。食事はバーベキューをする場所(有料予約制)もありますし、八景島まで歩いてレストランで食事することも可能です。売店は2ヶ所とコンビニが一軒ありますが、弁当持参が一番いいと思います。
さて潮干狩りですが朝方はかなり水が冷たく、潮が引いてきた所を沖に掘り進み、貝をたくさん(食べる分だけ)採りました、あまり貝には詳しくないのですが、アサリ、バカガイ、カガミガイ(?)だと思います、ここの貝は当初は稚貝を撒いたようですが、今は自然繁殖だそうですので、子供達が採った小さな貝(2cm以下は持帰り禁止)は、みな海に戻してやりました。
採った貝は新聞紙に包んでクーラーボックスに入れて持ち帰り、前日からカルキを抜いた水に塩を入れ(3%位)翌朝まで砂抜きをし、そこからは奥様の出番で、大きい貝はボンゴレ、小ぶりのものは味噌汁になりました。旬の味という感じでおいしかったです。明日からのゴールデンウィーク、前半にお金を使い果たしてしまったら行かれてみては如何ですか。大潮はゴールデンウィーク後半の7日、8日です。子供達も楽しかったらしく「パパまた“ひよしがり”行こう!」 (^_^;

遠山 正幸

郷土自慢?

2005.04.27 UPDATE

故郷には、誰にでも自慢できる郷土料理が一つや二つあるものですが、今日お話しする食べ物は、人によっては、食欲を低下させる一つかもしれませんが、処変われば品変わる・・の一品として聞いていただきたのです。
祝い事に、今も昔も良く使われる物に「赤飯」が有りますが、私の郷里では、作り方は同じでも、中に入れる豆が、違うのです。関東では一般的に「ささげ」と言う種類の豆を使いますし、関西では、「普通の小豆」を入れるそうです。
ささげは、皮が厚く、蒸しても煮ても、豆が裂ける事が少ないのですが、小豆は、皮が薄い為、腹が直ぐ裂けてしまいます。
余談ですが、小豆に臍(へそ)が有るのをご存知ですか?
小豆を良く見ると、側面の白い部分が目に付きますが、正にここが腹で、中心に穴が空いているのです。肉眼ではなかなか確認出来ませんが、人間で言う臍と同じで、ここから養分を吸収しているのです。煮えにくい小豆は、この穴が塞がっている場合があり、水が入りにくい為に煮えないのです。
関東は昔から武家社会の色が強い土地柄の所為か、切腹を連想させる小豆は好まれず、もっぱら、ささげを使うそうです。その点、関西は、切腹などには拘らず、安い小豆を使ったと何かの本に書いて有ったと記憶しています。丁度、切腹への連想は、他に、鰻の裂き方(腹側を裂くか、背側を裂くか)にも良く現れているようです。
さて、いよいよ私の故郷の赤飯の紹介です。
なにを隠そう、私の故郷、北海道では、赤飯に「大正金時」それも、甘納豆を入れるのです。北海道全てとは思いませんが、北海道各地の友人に確認したところ、同じ答えが返ってきたので、この食べ方は多くの道民に指示されていると思います。
赤い餅米の中に、大きな顔をして、居座る金時豆は、存在感十分で北海道の大地を思わせます。
タップリのごま塩を振りかけて食べる甘辛い赤飯は、とても美味ですよ。我が家の子供達も、赤飯には大正金時の甘納豆いり赤飯が大好物で、他は手も出しません。東京に住む友人に話すと、気色悪いと言って、聞きたがらないのですが、機会が有ったら是非甘辛い赤飯を召し上がっては・・時間があれば、何故小豆の甘納豆ではなく、大正金時なのかも調べたいと思っております。

柳谷 健雄

お気に入り

2005.04.21 UPDATE

おにぎり

皆さんはお弁当というとなにを思いだしますか?
から揚げ、玉子焼き、ウィンナーなどなど拘りは十人十色だと思います。私は子供の頃から母のお弁当といえば「おにぎり」でした。そのなごりは大人になった今でもそのままです。
「おにぎり」と一口に言っても今はデパ地下や専門店から手軽に買えるコンビにまで中に入れる具もバラエティー豊か。天ぷら(天むす)やキムチ、通の人は塩むすびとあらゆるニーズに応えてくれます。
そんな高級志向に反して私がはまってしまったのが『ワサビふりかけのおにぎり』です。ふりかけ嫌いの私が何故かこれだけははまってしまい連日このおにぎりでもOK!なんと言っても冷めてからが美味しく飽きない!!この拘りはまだまだ続きそうです。
皆さんは毎日食べても飽きないものってなんですか?もし、おにぎりだったら具は何を選びますか?

小林 裕子

ラリック

2005.04.19 UPDATE

『箱根ニューフェイス』
箱根に新しい美術館がオープンしたので行ってきました。すでにご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、仙石原にある『箱根ラリック美術館』というところです。

ルネ・ラリックは、19世紀末~20世紀初頭にかけてヨーロッパで起こったアール・ヌーヴォー、アール・デコという2つの美術様式を橋渡しした有名なアーティストです。

建物は落ち着いた洋風で、とても素敵でしたよ。敷地内には、美術館の他にレストランとショップもあります。
2階建ての美術館には、有名な宝飾やガラス工芸、貴重な室内装飾なども展示されていました。作品一点一点に重みがあり目を奪われてしまいます。中でも宝飾作品は見ごたえがありますので、特に女性の方にはお勧めの美術館だと思います。
ショップには食器類、植物、アクセサリー、アロマ、写真立て、ぬいぐるみなどなど。可愛い商品が沢山あってお友達へのプレゼントはここで買うのもお勧めですね。私は、友達の誕生日プレゼントをこのお店で買えばよかった…。とちょっと後悔しています。
この美術館のもう一つのメインだと思うのがレストランとカフェ。
レストラン内はガラス張りなので、外を見ながら食事ができますし、周りは自然に囲まれているのでゆったりとした気分で楽しめますね。お値段も高くないので安心ですよ。
私はランチプレートディッシュとデザート(マスカルポーネのムース・秋姫イチゴとシャーベット)を頂いたのですがとても美味しかったですよ。パンにつけるバターは桜風味で、ふと春を感じました。ライスはバターライス中にお野菜が入っていて、そんな一工夫がとても関心しましたね。甘いものがお好きな方なら、是非デザートを食べてほしいですね。見た目も鮮やかですし、きっと満足してくれると思います。
また、ラリックが室内を装飾したオリエンタル急行の車内でもコーヒーとデザートを味わえるんですよ(予約制みたいです)。ちょっとおしゃれをして、ステキなカフェにデートへ誘われたら嬉しいですよね♪

箕輪 匡恵

朝食で必ず食べている物があります。
それは「グレープフルーツ」です。
以前は食事を三食きちんと取っていましたが、炭水化物を取り過ぎていた事に気づき、昼食と夕食は普通に食事をして、朝食はグレープフルーツのみに切り替えました。
グレープフルーツ半分のみですが、不思議と空腹感も無く、体調も以前より良くなった気がします。
いつも食べているのは赤みがあるルビーで、甘くてとても食べやすいです。

グレープフルーツにはビタミンCが多く含まれていて、風邪や美肌、ガン予防にまで効果があるそうです。
しかも1/2個で1日のビタミンCの必要摂取量を上回る補給が出来るので、朝食に食べただけで簡単に摂取出来ます。
ダイエットにも効果的なので、食べ過ぎた日の翌日や、ウエイトオーバーしてしまった時にグレープフルーツに切り替えれば簡単にダイエットも出来てしまう優れものです。
食べたい物を我慢してしまうとストレスになってしまうので、栄養面でも優れているグレープフルーツを取り入れながら体調管理をしていきたいと思います。

K.T

教えるべき味

2005.04.15 UPDATE

同年代の子供を持つ友人と話していたときに、「子供に本物の味を覚えさせるべきか。」という話題になった。しかし、成長期の子供はよく食べる。我が家は娘ばかりだからいいが、彼のところは男の子2人だ。外食にいったら大変なことになる。「そんなにいい(高級な?高い?)お店には連れて行けない。」ということになった。彼の子供たちはお寿司は回っているもの、セロファンで包んであるものだといまだに信じている。
私の娘もつい先日まで、中トロの存在を知らなかった(初めて中トロを食べたときはそれが鮪であることを信じようとしなかった)。私も本物の味(食)=(高級なもの、高価のもの)=値段の高いお店といった先入観にとらわれていたことは事実である。
しかし、本物の味とは外食にのみあるものではない。家庭の中にあってこそ、本来の意味があるのではないだろうか。ある女子中学の学校説明会に参加したが、そこではおせち料理も教えている。家庭で作らなくなり、作り方を知らない生徒が増えたためだという。話を聞いていて私自身も反省させられた。お節句など季節の行事と食べ物など今まで以上に家庭に取り入れようと思った。苦手な食材も自分で料理すればなんとなく食べてしまうこともある。週末は家族みんなで料理するのも楽しいかもしれない。もし家内と娘たちが付き合ってくれれば、の話であるが・・・・・
西田 照孝

城崎の外湯めぐりと但馬海岸の旅
私の趣味は旅行です。特に一人旅が好きです。今回は関東の人があまり行かないような場所へ旅をしようと思い、北近畿方面に決めました。

 新幹線「のぞみ」で京都まで行き、そこから山陰線特急「きのさき」に乗り換え、城崎温泉に向かいました。城崎温泉は今から1400年前にコウノトリが湯に浸って傷を癒していたことから発見された温泉で、志賀直哉の小説「城の崎にて」の舞台にもなりました。

 さて城崎温泉駅を降りて温泉街の中心を歩いていくと土曜日とはいえ、春休みが終わった昼時であるにも関わらず多くの観光客が訪れていました。一般的に温泉地というと年配の方が多いというイメージがありましたが若い女性グループやカップルが多かったのには驚きでした。
 またこの城崎温泉の特徴は宿泊しなくても銭湯と同じ感覚で温泉に入れる共同浴場が数多くありそれをこの地では「外湯(そとゆ)」というそうです。
 私はまず「鴻の湯(こうのゆ)」に行きました。ここは庭園風の露天風呂があるのが特徴で真昼間の露天風呂を味わいました。次に「御所湯(ごしょのゆ)」に行きました。ここは南北朝時代に書かれた歴史物語に後堀河天皇の姉安嘉門院が入湯したという記録が残っており、良縁成就に御利益があるとのことです。

 温泉の後はいよいよ食事です。城崎をはじめ兵庫県の日本海側はズワイガニが名物で旬の冬には主に関西方面からカニを求めて多くの観光客が訪れるそうです。
私は駅前の「大黒屋」というカニ料理店で「カニにぎり」を注文しました。紅ズワイガニの身をのせたにぎり5カンにかに味噌の軍艦巻きが1カンがついていました。旬からは少しずれてしまいましたが味は格別でした。

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