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2005年02月08日

黒糖焼酎大丈夫かな?

昨今の焼酎ブームに影響されて、私も最近は焼酎を飲むケースが非常に多くなっております。
最初は、あまり癖のないものを飲んでいましたが、段々慣れてくると、より癖のある(臭い)焼酎でないと納得がいかなくなり、最近は芋や黒糖の焼酎がもっぱらです。
しかし、そんなブームのため原料の芋が足りないなんてニュースも聞きます。また、黒糖に関しては当社でも原料を扱っておりますが、今年度産黒糖は昨年の異常な台風の多さで壊滅的な打撃を受けております。黒糖焼酎大丈夫かな?とっても心配ですので、黒糖についてちょこっとだけ、触れてみます。

原料となる黒糖は、沖縄の離島で生産したさとうきびから、日本独特の製法により作られた砂糖です。
沖縄本島、石垣では上白糖やグラニュー糖にする原料糖を作っており、黒糖はその他の離島、宮古、波照間、西表、与那国、小浜、伊平屋、粟国の7島で作られております。年間で約8,000トンから多い年は10,000トンほど作られております。12月から4月ごろまでに1年分を生産し、まさに今最盛期を迎えております。今年の最終生産量は生産が終了しないと正確にはわかりませんが、今年は、6,000トンを下回るのでは、との予想です。その内黒糖焼酎向けに1,500トンほど回るのではと推測されております。
黒糖焼酎向け原料は、優先されており、黒糖焼酎が飲めなくなる心配はどうやらしなくてもよさそうです。
しかし、スーパーの店頭に回る黒糖や、お菓子パンなどの原料となる黒糖は今年、非常に少なくなることは、間違いありません。当社でも、おいしい菓子やパンを製造してもらうため、沖縄産以外の黒糖も販売するなどして乗り切る用意をしております。
最後に、黒糖は沖縄で作っておりますが、黒糖焼酎は奄美で作っているのはご存知ですよね?沖縄はといえば?そうです、「泡盛」これは米から作った酒ですね。焼酎もおいしいけれど、泡盛もなかなか、最近ハマってます。

飯島 賢一

投稿者 diary : 2005年02月08日 00:00