« もう一度食べたい | 我が社のひとこと日記 | これからのトレンドにアプローチ »

2005年03月23日

のよさの里

熊汁を食する
先日、友人の誘いで長野県の栄村という所に行ってきました。寒いのは苦手な私ですが、「熊まつりがあり熊汁が食べられるよ」という友人の言葉に後押しされて参加することにしました。
普段はどこへ行くにも車で移動することが多いが、その日は新幹線で越後湯沢まで行きそこからマイクロバスに3時間ほど揺られて『のよさの里』という宿に到着した。
そこで私達を迎えたのは5mぐらいはあろうかという巨大な雪だるまであった。「今年は例年に比べ雪が多い」と地元の人が話すだけのことはあり当たり一面の銀世界で、しかもその晩は強烈な猛吹雪。村長とかまくらの中で語り合う予定も囲炉裏端へと変更されたほどでした。
宿には露天風呂があり友人と夜中に入ろうと計画していたのだが、下見に行くと脱衣所から風呂まで深々と雪が降り積もりとても入る気になれず私は断念しました。しかし、ちょっと変わった私の友人は朝5時ごろに膝まである雪の上を走り風呂に飛び込んだそうです。
翌日は昨晩の猛吹雪が嘘のように青空が広がり雪上運動会が催され、宝探しをしたりソリで滑ったりと娘達も大喜びで「来て良かったな」と思い家族サービスをしている自分に酔いしれていました。お昼に念願の熊汁と手作り豆腐が振舞われ、どぶろくを飲みながらそれらを頂きました。熊汁はちょっと脂が多いものの赤身の肉が淡白な味わいでおいしく感じました。しかし、器の底に沈んでいる部分を食べると獣独特の香りが口の中で広がり私には少々こたえました。

3人の子供達を連れての一泊二日の強行軍で大変でしたが思い出に残るとてもいい旅行が出来ました。
最後に、電車の席を譲って頂いた方に心から感謝いたします。

Shinjiro Nagai

投稿者 diary : 2005年03月23日 00:00