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2005年04月11日

薄れてしまう季節感

ここ数日20℃を超える日が続き、木々は新緑に映え、桜花は満開。
そんな中ふと思ったのですが、この時期街には「桜もち、桜あんぱん」など「桜・・」という商品が出回っているのに、全くと言っていい程見かけなくなりました。
私達も仕事上、2月中旬から「桜葉・桜花塩漬け」の製造業者より問い合わせがはいるのですが、ここ数年段々と減り、季節を楽しむ風習が薄れてきているのではと感じております。
一番ビックリしたのが、昨年暮にあるコンビニエンスストアに買い物に行った時、柏もちが、レジ前に置かれ販売されていました。通常4月中旬過ぎから、5月中旬までの期間で販売されているものが、12月押し迫った時期に販売されているとは。
10年ほど前まではその季節、季節に応じて眼も舌も楽しませる良き日本の風習が失われていくことに寂しさを覚えるのは、私だけでしょうか。
次世代を担う若者たちに、日本の文化、風習を伝えていく責任が私たち大人に課せられた義務ではないかと感じております。

矢ヶ﨑 正

投稿者 diary : 2005年04月11日 00:00