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2005年04月15日

教えるべき味

同年代の子供を持つ友人と話していたときに、「子供に本物の味を覚えさせるべきか。」という話題になった。しかし、成長期の子供はよく食べる。我が家は娘ばかりだからいいが、彼のところは男の子2人だ。外食にいったら大変なことになる。「そんなにいい(高級な?高い?)お店には連れて行けない。」ということになった。彼の子供たちはお寿司は回っているもの、セロファンで包んであるものだといまだに信じている。
私の娘もつい先日まで、中トロの存在を知らなかった(初めて中トロを食べたときはそれが鮪であることを信じようとしなかった)。私も本物の味(食)=(高級なもの、高価のもの)=値段の高いお店といった先入観にとらわれていたことは事実である。
しかし、本物の味とは外食にのみあるものではない。家庭の中にあってこそ、本来の意味があるのではないだろうか。ある女子中学の学校説明会に参加したが、そこではおせち料理も教えている。家庭で作らなくなり、作り方を知らない生徒が増えたためだという。話を聞いていて私自身も反省させられた。お節句など季節の行事と食べ物など今まで以上に家庭に取り入れようと思った。苦手な食材も自分で料理すればなんとなく食べてしまうこともある。週末は家族みんなで料理するのも楽しいかもしれない。もし家内と娘たちが付き合ってくれれば、の話であるが・・・・・
西田 照孝

投稿者 diary : 2005年04月15日 00:00