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2005年05月13日

食育(しょくいく)

先日、TVに三國清三(みくにきよみ)というフランス料理のシェフが出ていました。
三國シェフは全国の小学校で味覚教育に取り組んでいるそうで、『味を感じる舌の味蕾(みらい)は12歳頃がピークで歳をとるごとに数を減らし鈍くなっていくため、この頃までに味覚を鍛える必要性がある』と言っていました。
また、味覚は、四味(甘味・塩味・酸味・苦味)の基本によって構成されており三國シェフは幼い頃にその全てを持ち合わせている『ほや』を食べて味覚を鍛えていたそうです。
うちにも3人の子供達(まだ、3歳・2歳・0歳)がいますが、味覚の敏感さにときどき驚かされます。
『これ辛いから食べない』とか言っておかずを避けたりするのですが、本当に辛いのか改めて味を確かめてみますが判らないこともよくあります。そんな出来事があると鈍くなっている自分の舌に目をつぶり、汚れの無い子供達の味覚がとても大切なものに感じられます。
そんなことを思い出しながらTVを見ていたら子供達の将来についてチョット考えてしまいました。
まだまだ、どんな風に育っていくか想像もつきませんが、彼らの能力を最大限に伸ばしてあげることが親としての責任ならば味覚も伸ばすべき能力の1つだと感じ、食育について真剣に考えてみようと思いました。

Shinjiro Nagai

投稿者 diary : 2005年05月13日 00:00