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2008年08月28日

ソウルフード

チャンポン

小さい頃に食べたものって、いつまでたっても忘れないものですよね。
私が中学2年生から通っているラーメン屋さんのメニューがこちらのチャンポンです。訳あってお店の名前は教えられないのですが、かれこれ25年通っているお店です。
中学時代私は背が低く、少食でした。初めてこの店に行ったときは半分も食べられず、店のおばちゃん(おばあちゃん)に睨まれた記憶があります。
とにかく当時量が多かったです。
その後、仲良くなって、週に2回ぐらい行ってました。一緒に行った奴が体重100kg 私は当時40kg、、、対照的な二人組が同じ量を食っている姿が非常に滑稽だったと後で良く言われました。
当時350円を400円に値上げしようと思ってると相談があり、この量なら値上げしても誰も怒らないから値上げしても大丈夫だよと言うと翌週値上げしたのですが、いままでの大盛りのどんぶりが並盛に、新たな大盛は器がすり鉢型に、値上げして申し訳なくてとのこと(笑)
その後高校時代はなにやかんやで50人以上は連れていきました。

大学に入り東京に出て、夏休みや冬休みにしか店に行けなくなってしまったのですが、在学中は一度もお金を払ったことがありませんでした。
生活大変だろうから、お金は受け取らないとのことでした。

社会人になってからは、帰省するたびに饅頭や羊羹をおみやげに持って帰って行くと、やはりお代は受け取らない人でした。

そのおばちゃんが今年亡くなりました。97歳でした。
5年前まで、お店に立ってましたから、凄いですよね。

8月に帰省した際 お線香を上げてきました。
お店は娘さんが引き継いで、味は変わってませんでした。

8人入るといっぱいになる小さなお店ですが、大きな思い出のあるお店です。

E・K

投稿者 diary : 2008年08月28日 00:00