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2007年12月18日

「何かうまいものでも食べようか。」

「いいね。いいね。」よく聞く会話である。しかし、行くのは、行きつけの焼肉屋であったり、居酒屋である。
もちろん、その店はおいしいし、友人との食事も楽しい。ただ、冒頭の会話は非日常的な何かを望んでいる。その日は、なにか特別な日(誕生日とか、大きな仕事をやりとげたとか、ミスをしてへこんでいるとか←私の場合このケースが多い・・)だから冒頭の会話になるのであって、単なる挨拶ではない。では、「うまいもの」「おいしいもの」とは、なんであろうか?私が子供の頃は父親の給料日とか賞与の日はすき焼きだったり、私の誕生日にはハンバーグだったり(当時はそれがご馳走だったのだ)、来客があったときにお寿司をとったり、といった具合に「おいしいものといえば、これ。」「ご馳走といえば、これ。」みたいな模範解答的なものがあった。もちろん、高級なすき焼きやお寿司はそうそう食べる機会があるわけではないが、手軽なものであれば、日常の生活に浸透している。家族での外食も昔ほど特別なものではなくなった。子供の頃と比べれば、(単に私の家が貧しかったからかも知れないが)今はほとんど毎日、「おいしいもの」「うまいもの」を食べているような気がする。ただ、家族や仲間と笑顔と楽しい会話のある食事は今も昔も最高のご馳走であることには違いない。私はそんな家族や仲間にこれからも「何かうまいものでも食べようか。」といい続けるのだろう。

「うまいもの」「おいしいもの」を食べ続ける私は
メタボ・ガッパ

投稿者 diary : 2007年12月18日 00:00