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2008年04月28日

これからの食卓事情 その6

この4月下旬から小麦粉の価格が1キロ当り約18円~23円値上がりをし、新聞などにも小麦粉製品(パン、麺など)の値上げ記事が連日報道されていたのは皆様記憶に新しい部分ではないかと思いますが、今回その値上げ問題の裏側でもっと大変な事が起きていたのはご存じないかと思います。
その大事件とは、“小麦粉がない”という事です。
今までは製粉メーカーに頼めばごく当たり前の様に商品が出回ってきましたが、今年の2月後半より4月下旬にかけて数量制限が掛かり、思うように商品が出回らない状況があったのです。
その要因として、昨年春から小麦の価格が急騰し、その相場に対して一部政府が負担する格好となり、予算枠で小麦を潤沢に輸入できない事と、他に、BRICsと呼ばれる発展途上国の食生活の変化に伴い、小麦等の穀物を輸入するようになり、日本が買い負けたとの情報も巷では飛び交っています。
もしかすると、数年後には“日本から小麦粉が消える”事態にもなりかねないのではないかと思っているのは、私だけでしょうか?

T.Y(2号)

投稿者 diary : 2008年04月28日 00:00